ビバシティ平和堂、販売員のカウンセリング力を強化

週刊粧業 2018年10月22日号 57ページ

ビバシティ平和堂、販売員のカウンセリング力を強化
 1957年創業の平和堂(本部=滋賀県彦根市)は、関西・東海・北陸の2府7県に150店舗を展開している。

 本部に隣接する商業施設・ビバシティ彦根の中核店舗「ビバシティ平和堂」は、平和堂全店舗の中でも、特に注力している店舗となっている。

 同店の取り組みと平和堂が進める化粧品販売戦略などについて、住居関連品事業部・ブランドマネージャーの深田桂子氏にインタビューした。

社内コンテストの開催で
カウンセリング力を向上

 ビバシティ平和堂の取り組みを紹介する前に、平和堂がどのような想いで化粧品販売を推進してきたかを振り返る必要がありそうだ。

 1960年に「おしゃれの店・平和堂」で化粧品販売をスタートした平和堂は、半世紀以上が経過した現在もなお創業者夏原平次郎氏の「化粧品売場とは美人製造業」「お客様にきれいになっていただくことが、私たちの役目である」という信念を受け継いでいる。

 これを象徴する取り組みが、制度化粧品売場担当者の技術レベルの確認・向上と、コミュニケーション力を含めた接客技術のスキルアップを目的としたイベント「平和堂メイクコンテスト」だ。

 今年で第8回目を迎える同イベントは、9月6日に平和堂本部で行われ、200名が参加する店舗予選会を勝ち抜いた本選出場者20名がカウンセリングからフルメークまでを実施。取扱4ブランド各2名(資生堂・カネボウ・コーセー・ソフィーナ)とバイヤー2名、昨年最優秀者の計11名が「メイクスキル」「カウンセリング内容」「身だしなみ」「立ち居振る舞い」の各項目を審査した。

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