東洋新薬、新工場竣工で生産能力向上へ

週刊粧業 2019年1月1日号 54ページ

東洋新薬、新工場竣工で生産能力向上へ
 化粧品と健康食品のOEM・ODMを手がける東洋新薬は、神奈川大学の特許技術・三相乳化法を活用したスキンケア化粧品や、トクホ・機能性表示食品の開発を得意としている。

 今後の展望について、髙垣欣也副社長取締役と化粧品製造推進本部東京分室マネージャーの振吉英一部長に話を伺った。

 ――今期の進捗をお聞かせください。

 振吉 化粧品事業では、シワ改善製品の台頭により、抗シワを謳う商材や、育毛剤に対する需要が高まっている。当社が提案する三相乳化法を活用したスキンケアの引き合いも多い。

 髙垣 健康食品事業は、当社の機能性表示食品からヒット商品が生まれており、好調に推移している。現在、体脂肪を訴求できる商材を中心に国内外で需要が伸びているが、日本のみならずアジア諸国も高齢化が進み、アンチエイジング向け商材も期待できる。

 ――生産面はいかがでしょうか。

 髙垣 製品全体の生産能力を向上させるべく、2019年6月には新工場が竣工する。これに併せて生産の省力化と、人材確保・育成を行い生産の効率化を図っている。

 ――今後の展望をお聞かせください。

 髙垣 当社は、化粧品や一般健食だけでなく、医薬部外品や、トクホ・機能性表示食品の開発も強みとしている。

 内外美容の製品展開を目指すお客様にとって、当社のご提案がお力になれることは間違いない。今後も両事業に注力し、より高い目標を達成できるように、全社員一丸となって尽力していく。
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