オルビス、「紺綬褒章(褒状)」を受賞

粧業日報 2019年2月4日号 3ページ

オルビス、「紺綬褒章(褒状)」を受賞
 オルビスは、国内外で環境保全活動を行う公益財団法人オイスカ(本部=東京都杉並区)への寄付が公益に資するものとして、日本政府より「紺綬褒章(褒状)」を受賞し、1月24日にオイスカ本部にて伝達式が行われた。

 紺綬褒章とは、公益のために私財(500万円以上)を寄付した者を対象として、表彰されるべき事績の生じた都度、各府省などの推薦に基づいて審査し、授与が行われる。国、地方公共団体または公益団体に対する寄付が授与の対象となる。

 同社は、1984年の創業当時より、様々な環境負荷低減の取り組みを行っており、2002年からオイスカと協働で国内外の森林整備を中心とした環境保全活動を展開している。

 国内では、山梨県甲州市の市有林「甲州市・オルビスの森」の整備・保全活動を継続して行っており、海外では、オイスカの「子供の森」計画を通じたグローバルな支援に取り組み、フィジー共和国の子供たちや地元関係者との交流、マングローブの植林などを行っている。

 これらの長年にわたる取り組みが認められ、今回オイスカより推薦を受け、同章の受章に至った。

 オイスカは、1969年にオイスカ・インターナショナルの基本理念を具体的な活動によって推進する機関として生まれ、主にアジア・太平洋地域で農村開発や環境保全活動を展開。特に、人材育成に力を入れ、各国の青年が地域のリーダーとなれるよう研修を行っている。

 オイスカの研修を修了した各国の青年は、それぞれの国で農村開発に取り組んでおり、国内では、農林業体験やセミナー開催などを通しての啓発活動や、植林や森林整備による環境保全活動を展開している。

 オイスカの中野悦子理事長から褒状を受け取った福島幹之取締役は、「環境に配慮した取り組みは従来から会社に根付いていて、我々にとって特別なことではないので、こうして褒章を頂けるとは思ってもみなかった。地道に活動を続けてきた結果、こうして名誉ある賞を頂けたということを一緒に活動してきた従業員にも伝えたい」と受賞の喜びを語った。
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