化粧品の受託製造業を展開している東色ピグメントでは、強みであるカラーメークアップ製品での事業展開を活かし、「TOSHIKI makes makeup」をメインテーマに据えた展示を実施する。
展示では、カラートレンドの変遷や、テクスチャーマップ、多くのカラーを組み合わせたカラーパレットなどをアイテムごとに、トレンドに沿って紹介している。
また、オリジナル機能性粉体「TPパウダー」、「TPパウダー」を配合した製品についても詳しく案内していく。
「カラートレンドの変遷では、カラーメークアップ製品を中心に、1990年代から各時代を象徴するカラーや時代背景、メークトレンドが紹介されており、時代ごとの様子をわかりやすく捉えられるようにしている。また、2020年の春夏を予測したカラートレンドの提案も併せて行っているので、各社の今後の新製品企画に役立てることができるようになっていると考えている」(小澤守取締役営業開発本部本部長)
ブース(№B13‐3)では、主力となるベースメーク・ポイントメークの「カラーコスメティクス」に加え、これらを支える「パウダーアクティブ」も紹介している。
CITE Japanでは、国内に限らず、海外からも多数の来場者が予想される。
そこで、海外からの来場者にも対応できるように、英語・中国語にも対応できる体制も整えているという。
「ブース全体としては、明るく、ポップで楽しくなるようなデザインを採用している。これまで当社を知らなかった新規のお客様だけでなく、既存のお客様にも十分に楽しんでいただけると思うので、是非多くの方々にブースへ足を運んでいただきたいと思う」(小澤氏)
これに併せて、展示会初日となる5月15日には、「パウダーアクティブとしてのTPパウダー(オリジナル機能性粉体)の開発と応用」(C会場F203、14時15分~45分)と題した技術発表も行う。
「当社のオリジナル機能性粉体『TPパウダー』は、製剤に添加することによって、製剤の使用感や仕上がりといった機能性を向上させることが可能になる。技術発表では、この点に重点を置きながら、ベースメーク及びポイントメークの処方を含め、TPパウダーのパウダーアクティブとしての使い方を紹介していく」(小澤氏)
加えて、東色インターナショナルグループを構成する海外拠点も案内していく。
同社は、マーケットのある場所で開発・生産・販売を行う「地開・地産・地消」をグローバル化の基本方針とし、北京(北京東色日用化学品有限公司)、上海(上海東色日化有限公司)、シンガポール(東色インターナショナル シンガポール)に拠点を配している。これらの拠点を活かし、現地のニーズに合わせた開発提案によって、高品質・高付加価値の化粧品を国内外の市場へ提供している。
展示会では、海外拠点とメークアップ製品の強みを併せて訴求することで、同社の魅力を伝えていく。
「今回の展示を通じて、改めて『メークアップと言えば東色ピグメント』と言っていただけるように、お客様へのアプローチに注力していきたい」(小澤氏)