花王2019年12月期、7期連続の営業最高益を達成

粧業日報 2020年2月19日号 2ページ

カンタンに言うと

  • G11は+18%、2020年も2ケタ成長めざす
  • 化粧品事業はK20目標を1年前倒しで達成
  • 2020年度は増収増益を見込む
花王2019年12月期、7期連続の営業最高益を達成
 花王の2019年12月期連結業績(IFRS)は、売上高が前期比0.4%減(実質伸長率0.7%増)の1兆5022億4100万円、営業利益が1.9%増の2117億2300万円、税引前利益が1.6%増の2106億4500万円、当期利益が3.6%減の1482億1300万円となり、10期連続の営業利益の増益、7期連続の営業最高益を達成した。なお、当期利益が減益になったのは12年に決算期変更をして以来初めてとなる。

 2019年12月期は、ESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」を発表し、ESG経営に大きく舵を切ることを宣言し活動を本格化したほか、バイオIOSを「アタックZERO」で、ファインファイバーテクノロジーを化粧品で商品化するなど、業界に先駆けた取り組みを推進し、10期連続営業利益増、7期連続営業最高益を達成したが、公表予想には未達だった。

 事業セグメント別では、化粧品が売上高で7.8%増の3015億円、営業利益で49.4%増の414億円、スキンケア・ヘアケアが売上高で0.2%減の3408億円、営業利益で1.4%増の495億円、ヒューマンヘルスケアが売上高で4.7%減の2552億円、営業利益で38.3%減の172億円、ファブリック&ホームケアが売上高で4.5%増の3595億円、営業利益で0.8%増の718億円、ケミカルが売上高で8.6%減の2859億円、営業利益で0.6%増の308億円となった。

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