PPIH、営業体制を刷新し「ミリオンスター制度」を発足

粧業日報 2020年9月1日号 2ページ

カンタンに言うと

  • 支社長に権限を委譲し完全実力主義へ
  • 20年6月期、ユニーの寄与で2ケタの増収増益
PPIH、営業体制を刷新し「ミリオンスター制度」を発足
 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH、吉田直樹社長)はコロナ禍によるライフスタイルや消費行動の急速な変化に対応するため、営業体制を刷新する。

 従来の店舗・営業組織をフラット化し、9月1日付でミリオンスターの新制度を発足する。

 商圏人口100万人を基本に102の支社が、ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール(ユニーの業態転換店舗)の法人の垣根を越えて、3~4店を管轄する。

 支社長に権限を委譲して、完全実力主義に移行すると同時に、本部、商品部組織の役割を明確にする。

 従来の営業、商品、本部を軸とした組織を変更する。そのねらいについて、吉田社長は次のように説明する。

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