イオン、SC・金融の事業改善や小売の回復で経常黒字に

粧業日報 2020年10月19日号 1ページ

カンタンに言うと

  • デジタル活用で迅速な変化に対応
イオン、SC・金融の事業改善や小売の回復で経常黒字に
 イオン(吉田昭夫社長)はコロナ禍でSMやドラッグストアの業績が好調なことに加え、国内外のショッピングモールの客数増や総合金融事業の貸倒関連費用の大幅減少で、グループ全体の業績が回復基調にある。

 「マルチフォーマットの展開でディベロッパー事業の不振をSMなどによって、相互補完しており、1業態よりも安定している」(吉田社長)。

 また衛生・健康への意識の高まりにみられる新しい生活習慣の定着や気候変化の常態化など、変革のスピードが求められる中、デジタルの活用で対応していく。

 20年度第2四半期連結決算(3~8月)は緊急事態宣言解除後の小売事業の回復などによって、経常段階で黒字化した。

 営業収益は0.5%減の4兆2705億3200万円、営業利益は60.7%減の339億0200万円、経常利益は64.9%減の279億7600万円である。

 四半期純利益はコロナ関連の損失317億円を計上したことで、575億5600万円の損失(前年同期は37億9100万円の黒字)となった。

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