スキンガーデン新大久保店、実店舗の存在価値を再認識

週刊粧業 2020年12月7日号 5ページ

カンタンに言うと

  • 来店を促す店づくりを深化
  • 韓流聖地は賑わいを取り戻すオンラインサービスにも手応え
  • コロナ禍の新たなニーズに商品の豊富さを活かして対応
  • 日本にも「シカ」ブーム到来「マスクプルーフ」商品を拡充
スキンガーデン新大久保店、実店舗の存在価値を再認識
 SKIN GARDEN(スキンガーデン)は、韓国コスメの大型セレクトショップ「スキンガーデン新大久保店本店」(K₋PLAZAⅡ・1~2F、以下「新大久保店」)を旗艦店舗に昨年春に「ラフォーレ原宿店」(東京・渋谷区)と「イオンモール幕張新都心店」(千葉・千葉市)の2店舗をオープンして多店舗運営を開始した。

 今年は新型コロナ感染拡大の影響を受けてリアル店舗は厳しい市場環境を迎えているが、新たに「TIRTIR(ティルティル)」の導入やVMDの強化を進めてリアル店舗の価値向上を図っている。

韓流聖地は賑わいを取り戻す
オンラインサービスにも手応え

 「新大久保店」は、2012年3月に韓国コスメ・雑貨を扱う大型ショップとしてグランドオープンし、常時約80ブランド・8000SKUの豊富なバリエーションで、日本に韓国の最新ビューティトレンドを紹介している。

 観光客で賑わう新大久保エリアということもあり、ここ数年は日本人女性に加え、訪日外国人のインバウンド需要が拡大し、好調に推移していた。その分、「コロナ禍の影響によるダメージは大きい」と同社は述べ、続けてこう語った。

 「だからこそ、このような状況の中でも、感染対策をして来店してくださるお客様はとても貴重な存在である。韓国コスメブランドは、学生や独身女性を中心に10~20代の若い世代に下支えられている市場であることを改めて感じた」

 コロナ禍の長期化でむしろ店舗の存在価値を再認識できたという。

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