ケイズ、オールインワンの高い利便性がコロナ禍で脚光を浴び業績拡大

週刊粧業 2021年1月1日号 85ページ

ケイズ、オールインワンの高い利便性がコロナ禍で脚光を浴び業績拡大
 ケイズ(本社=石川県金沢市)では近年、容器とOEMに精通した化粧品コンシェルジュとして着実に業績を拡大し、コロナ禍でも前年実績を上回った。角嶋一幸社長に、昨年の振り返りと今年の抱負を聞いた。

 ――昨年を改めて振り返っていただけますか。

 角嶋 設定していた売上目標には届かなかったが、コロナ禍の中でもお陰様で前年より業績を伸ばすことができた。

 社員の頑張りはもちろんのこと、本社工場が2019年12月に危険物を取り扱える化粧品工場としての認証を取得したことで、化粧品GMPの認証を取得する製造環境でありながらアルコール製品も取り扱えるという点が評価され、引き合いが高まった。

 さらに、当社では容器とOEMを融合したオールインワンの高い利便性も好評で、異業種を含め新規クライアントからの依頼が着実に増加し、業績を拡大することができた。

 社内的な取り組みでは、昨年から当社で初の新卒採用を開始し、1人も離職することなく順調に定着してきており、今年も新卒採用を続けていく。

 ――今年の抱負をお聞かせください。

 角嶋 お客様にとって便利なコンシェルジュを目指すという基本的な方針はこれまでと変わらず、お客様に寄り添いながらともに成長できるよう、組織をしっかりと強化していかなければならない。

 今年は特に、人材強化を積極的に取り組んでいく方針で、社員の能力を最大限に活かすために適材適所の人材配置を進めていく。

 このほか、デジタル化の推進にも注力し、引き続き当社のインスタグラムを活用した社外発信を行っていく方針だ。

 生産に関してはお客様の事業成長に合わせ、将来を見据えて生産能力の増強に向けた準備を進める1年にしていきたい。
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > ケイズ、オールインワンの高い利便性がコロナ禍で脚光を浴び業績拡大

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop