【C&T・2023年1月号】頭髪用化粧品(ヘアケア・スタイリング剤・ヘアカラー)の最新動向
市場調査会社のTPCマーケティングリサーチ社の調べでは、2020年国内化粧品OEM市場は前4.2%減の3314億円となった。これまで右肩上がりの成長を続けてきた化粧品OEM/ODM業界であるが、新型ウイルスの影響で化粧品市場全体が大きく落ち込み、それにともなう受注減により、生産量が減少した。コロナ禍の影響は長期化し収束の目途が立たない状況だ。今回本紙が実施したOEMアンケート調査(回答25社)で、各社に「21年国内OEM市場予測」を尋ねたところ、コロナ禍だった「前年(20年)と同水準で推移」と予測する企業が4割を占めた。