2024年02月26日発行 1、8~13ページ掲載
2023年国内化粧品OEM/ODM業界は、新型コロナウイルスの5類移行にともなうマスク着用ルールの緩和やインバウンド需要の回復、酷暑の長期化などにより、受注回復の傾向が強まった。今回のOEM/ODM各社へのアンケート調査&トップインタビューで、メーク品やUVケア製品、それらを落とすクレンジング・洗顔料などの受注好調が目立っている。22年に続く市場回復により、調査では25社のうち17社(68.0%)が、23年度業績が前期に比べて「伸長」と答えた。24年度業績も全体の8割が「伸長の見通し」と答え、OEM市場も約7割が「前年より市場は拡大」と予測した。
・日本コルマー、研究開発・生産設備への継続投資で総合力向上
・天真堂、事業成長に向けてパートナー企業との連携を強化
・日進化学、マレーシア化粧品OEM会社のM&Aで海外事業を本格化
・東洋ビューティ、「新規性」を意識した開発を推進
・日本色材工業研究所、「高収益体質への転換」で成長めざす
・ラパスジャパン、事業のさらなる拡大を目指す
・ホシケミカルズ、「トレンドを捉えた製品づくり」を推進
・マーナーコスメチックス、ハラール製品の付加価値化を推進
・テクノビューティーサプライ、弱酸性シャンプーバーが好調
・アンズコーポレーション、製品開発のコスパ・タイパを実現
・アイメイト、開発力と生産量のさらなる強化へ
・近代化学、高付加価値ヘアケアOEMめざす
・エア・ウォーター・リアライズ、本社併設型でODM体制を強化
・ジャパンビューティプロダクツ、研究開発で自社の強みを構築
・2024年の化粧品OEM業界、市場環境の変化で成長戦略も多様に
・ミック・ケミストリー、企画段階から販売までサポート
・フェイスラボ、手間暇のかかるモノづくりはスピーディに
・コスメテックジャパン、新時代の組織体制を構築
・トキワ、従業員が成長を実感できる企業へ
・東色ピグメント、中長期で社内外の繋がりを変革
・ノーベル化学宏業、工場を中心に環境対策を推進
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