基調講演・特別講演
業界のキーパーソンが課題解決のヒントを語る
近年は各メーカーの化粧品づくりの精度が向上し、高品質・高クオリティの製品が市場に流通しているため、ブランド価値をいかに上げていくかが課題となっています。
実際、業界関係者の方に話を伺うと、「どうやってブランドを育成していけばいいのか教えてほしい」という声が多く寄せられました。
時代や社会の変化に影響されずにブランドの存在感を高めていくためには何が必要なのでしょうか。
今回は、「支持され続けるブランド」をテーマとし、長年にわたって消費者からの高い支持を得てきたブランドの商品開発に携わる専門家を講師に招いて「基調講演」(1月20日10時30分~12時)を開催します。
基調講演では、まず、ポーラの横手喜一社長にブランド価値をさらに向上させる次世代型開発思想とこれからのブランド育成の方向性について、誕生から30年経過したポーラの最高峰エイジングケアブランド「B.A」を例にとって語っていただきます。
2016年1月から社長に就任し、業界内で今最も話を聞きたい人物の一人だと思います。今後の戦略等を直接お話しいただく、とても貴重な機会になると考えています。
そして、RMKを人気ブランドに成長させたOffice RumikoのRUMIKO代表からは、RMKの商品開発秘話やブランドを浸透させるために行ったスタッフ育成等の施策など、成功の舞台裏についてご紹介いただきます。
「特別講演」(1月22日10時30分~12時)は、今までのテーマ内容とは全く異なる内容にしました。近年、企業のコミュニケーションやクリエイティブ戦略が多様化している状況に着目し、先進的なコミュニケーションを行っている業界のキーパーソンを招きました。
コミュニケーション戦略は、宣伝・広報関係者だけでなく、営業や商品開発に携わる方々も意識していかなくてはならない時代になってきています。様々な職種の方に聴講してもらえると考えています。
まず、SNSの盛り上がりから、消費者が情報を収集するチャネルが多様化してきていることを受け、顧客へのコミュニケーション向上のために社内に対するコミュニケーションを強化しているハーバー研究所の末松栄二社長に同社の取り組みとSNSの本質についてお話いただきます。
続いて、資生堂からは、エグゼクティブクリエイティブディレクターとして資生堂独自の美を表現しながらアートにまで昇華させた澁谷克彦氏に、伝統やアセットを活かしながら時代の変化に合わせて行うブランディング・宣伝広告の手法について語っていただきます。
化粧品業界人が最も気になる2大トピックスをテーマとした「基調講演」「特別講演」は、より多くの方にご参加いただくため、聴講料は無料で開催します。
詳しくはWebサイトで事前に申し込み方法をご確認ください。