フォーデイズ、寄付講座の移転が完了し本格稼働へ

粧業日報 2016年6月20日号 5ページ

カンタンに言うと

フォーデイズ、寄付講座の移転が完了し本格稼働へ
 フォーデイズは、東京大学大学院農学生命科学研究科(東京都文京区)に2015年5月1日に開設した寄付講座「食と生体機能モデル学」を、同研究科附属牧場(茨城県笠間市)内の研究棟に移転し、2016年4月から本格稼働させた。

 同社の寄付講座「食と生体機能モデル学」は、種々の食品や食品添加物、あるいは飼料や飼料添加物の開発のために必要な動物モデルを開発するとともに、それら動物モデルを用いて解析を行う基礎講座を実施する。

 期間は、2020年4月30日までの5年間で、寄付総額は寄付講座分と牧場改修分を合わせて2億25000万円にのぼる。

 附属牧場は、1949年に畜産学の教育・研究拠点として設置され、施設改修を行っていた。フォーデイズは寄付講座の寄附総額の中から牧場改修費用をあて、寄附講座のために牧場の研究や学生宿舎などの施設改修を行った。

 5月28日には、同社の和田佳子社長や研究課長の丹下健教授をはじめとする寄付講座の関係者と学生など約100名が集まり「改修お披露目会」を開催した。

 「健康創造企業」を目指す同社では、食の先端的な研究の進展や「食と生体機能モデル学」の推進による新たな学問領域の創世に向け、寄付講座への支援を継続していくとしている。
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