ヤクルト本社、2020年3月期第2四半期は微減収微減益

粧業日報 2019年12月10日号 4ページ

カンタンに言うと

  • 化粧品売上高は0.3%の減収、通期では4.4%の増収めざす
ヤクルト本社、2020年3月期第2四半期は微減収微減益
 ヤクルト本社の2020年3月期第2四半期(2019年4~9月)連結決算のうち、化粧品の売上高は前年同期比0.3%減の35億7800万円となり、通期では4.4%増の70億円を見込んでいる。

 同社の乳酸菌研究から生まれたオリジナル保湿成分「S.E.(シロタエッセンス)」を配合した保湿効果の高い基礎化粧品「ラクトデュウ」シリーズを7月にリニューアル発売した。

 リニューアルに際し、要望が多かったという「ラクトデュウ S.E. ミルク」を新たに導入するとともに、テレビCMを放映し認知率向上に努めることで売上拡大を図った。

 また、保湿成分「S.E.」の価値普及活動に重点を置き、内外美容の実現とユーザーの拡大に努めている。

 事業全体では、売上高が前年同期比0.8%減の2019億6000万円、営業利益が0.3%減の237億3200万円、経常利益が2.7%増の303億1500万円、当期純利益が3.1%減の206億5700万円となった。売上高、営業利益ともほぼ前期並みで推移している。

 国内飲料は前期の海外向け生産機器売上の増加による反動、乳製品販売本数減により減収減益、海外飲料はアジアを中心に販売本数増、価格改定効果があったものの、為替影響・経費増によって減収減益となった。

 また、医薬品は「エルプラット」の売上数量減により減収、研究開発費の減少等により増益となっている。
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