シック・ジャパン 村野社長、一人一人に寄り添うブランドとして

週刊粧業 2020年1月1日号 70ページ

シック・ジャパン 村野社長、一人一人に寄り添うブランドとして
 2019年は、新しい時代を見据え、真のカスタマーオリエンテッドカンパニーへと成長するべく、トータルグルーミング展開をさらに強化する様々な施策や新製品発売を展開いたしました。

 また、新たな試みの一つとして、各界のヒゲスタイルを楽しんでいる男性を「ヒゲメン」として「ヒゲの日」の8月8日に表彰いたしました。

 男性用システムは、ハイドロ5カスタムの拡販を主軸にユーザーベースを拡大。「深剃り」と「肌へのやさしさ」を両立した使用感を伝えるため、ストイックにその道を極め続けるプロ達にシックハイドロカスタムを体験、語っていただいた、新しい方向性の動画「極める人に、選ばれた。」シリーズにより、新たなユーザーへの興味喚起、店頭施策とも連動し売上増に貢献しました。

 女性用システムでは、両方向に剃れる「イントゥイションファブ」から敏感肌用を発売し、そりづらい部位もやさしく簡単にケアできるという便益を伝えることで、ターゲットである20代中心に拡販ができました。

 また、「スヌーピー」コラボキャンペーンを実施し、女性用システムのシェア拡大に貢献しました。

 ディスポーザブルカミソリカテゴリーでは、男性用は高機能性の需要が高まり、1~2枚刃から3枚刃へのシフトが起こり「エクストリーム3」がさらにシェアを伸長し№1シェアを継続。

 女性用では「プレミア敏感肌用Lディスポ」「Lディスポフェイス用」において、「スヌーピー」デザインハンドルで新規ユーザー獲得に貢献しました。

 男性用シェービング剤でも、薬用シェーブガードでのロイヤリティユーザー維持、ハイドロシリーズでの新規ユーザー獲得の戦略で№1シェアを継続しております。

 スキンケアでは、イギリス№1男性スキンケアブランド「ブルドッグ」をバラエティおよびECチャネルで発売いたしました。デジタルやインフルエンサー施策を実施し、順調に売上を伸ばしています。

 ハイドロブランドからは、日本市場向けに開発したシェービング起点のスキンケア、ハイドロスキンケアラインを発売しました。

 ウェットシェービング後の不要な角質が取れた肌に最適なスキンケアとして、「剃ったら、うるおす」というキャッチコピーでキャンペーンを展開いたしました。

 ウェットシェービングカテゴリーの拡大の機会として、ECにもさらに注力していきます。ECのシック全体の売上に占める割合は上がってきています。

 ショッパーのニーズとして、実店舗に求めるものとECに求めるものには明確な違いがありますが、シックでは、それぞれに合わせた施策展開を進めています。

 2020年はSchickブランドの製品を日本で発売して60周年の節目となります。多様化するライフスタイルに寄り添ったブランドとなるべく、Schickのマスターブランドを再定義し、コミュニケーションの強化を図っていく考えです。

 お客様のニーズが細分化する中、一人一人に寄り添うべく消費者起点での製品開発により一層注力し、男女ともにウェットシェービングカテゴリーの拡大、スキンケアカテゴリーの成長を実現してまいります。

 ウェットシェービングのリーディングカンパニーとして、カテゴリーにおいて、さらなる発展へ貢献することを第一の使命とし、お客様と共に更なる飛躍の一年をめざし、社員一同、ますますの精励に努めて参ります。
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