ライオン 中間決算、衛生関連品が好調で増収増益

粧業日報 2020年8月31日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 下期は、衛生品・オーラルケア・中国事業の強化を重点テーマに
  • ビューティケア分野はハンドソープが牽引し46.9%の増収
  • 中国は日本品を軸に売上拡大、開発体制強化で成長加速へ
ライオン 中間決算、衛生関連品が好調で増収増益
 ライオンの2020年12月期第2四半期決算(IFRS)は、売上高が1.1%増(為替変動の影響を除く実質2.0%増)の1691億1100万円、従来の営業利益にあたる事業利益が31.4%増の163億7000万円、営業利益が101.5%増の259億6000万円、税引前利益が98.3%増の270億4100万円、四半期利益が99.1%増の195億5700万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が114.3%増の186億2300万円となった。

 国内事業では主力ブランドで高付加価値の新製品を投入し、効率的なマーケティング施策等により育成を図るとともに、海外事業では洗濯用洗剤等のホームケア分野の収益性向上、オーラルケア、ビューティケア等のパーソナルケア分野の事業規模拡大に取り組んだ。

 8月6日に行われた決算説明会で掬川正純社長は、「第2四半期の連結業績は売上、利益ともに2月末に修正した公表を達成し、増収増益となった。新型コロナウイルスの影響によりハンドソープ、手指消毒剤などの衛生関連品の売上が大幅に増加したことに加え、外出自粛に伴う在宅時間の増加により台所用洗剤、住宅用洗剤などの売上も増加した。また、売上構成の変化と競争費用の減少などにより事業利益は大きく増加し、事業利益率も前期の7.4%から今期は9.7%へと上昇している」と上期の業績を総括した。

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