花王、2021年1月1日付で社長交代
カンタンに言うと
- 長谷部専務が社長に昇格、澤田社長は会長に
- 長谷部新社長、小さくても長く愛されるモノづくり目指す
- 澤田社長、「ESG経営」を軸に新事業を創造し次なる成長へ
- 長谷部佳宏氏プロフィール
花王は9月29日、本社で記者会見を開き、2021年1月1日付で長谷部佳宏専務（60）が社長に昇格し、澤田道隆社長（64）が代表権のない会長に就任する人事を発表した。社長交代は2012年以来で8年ぶりとなる。
今回の決議は、社外取締役・社外監査役全員により構成する取締役・監査役選任審査委員会の審査を経たうえで行われ、同日開催の取締役会にて決定した。
長谷部氏は、研究開発本部長としてのみならず、先端技術戦略室（SIT）を設立し、同社の戦略的デジタルトランスフォーメーション（DX）を推進。先端技術を活用して、ビジネスの変革と業務の効率化を図るなど、デジタル先端技術戦略の立案・実行を主導してきた。
また、次期中期経営計画のタスクフォースをリードする形でリーダーシップを発揮してきた。こうした点が高く評価された。
また、難しい経営判断を迫られるトップマネジメントの経験が豊富で、企業理念「花王ウェイ」に基づく発言、対応がなされ、安定感がある点も評価された。
長谷部氏は、1960年7月30日生。60歳。宮城県出身。東京理科大を卒業後、1990年4月に花王に入社。研究畑で要職を歴任してきた。
事業環境が大きく変化する中、研究部門のリーダーを務める長谷部新社長のもとで、次なる成長を牽引する新事業の確立を目指す。
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この記事は粧業日報 2020年10月12日号 1ページ 掲載
■花王、2021年1月1日付で社長交代～長谷部専務が社長に昇格、澤田社長は会長に◎長谷部新社長、小さくても長く愛されるモノづくり目指す◎澤田社長、「ESG経営」を軸に新事業を創造し次なる成長へ■マツキヨHD、日本初の薬用シワ改善シートマスクを発売■ローソン、資生堂と共同企画のポーチインコスメを発売■ユニ・チャーム、凹凸新搭載のフロアウェットシートで実感訴求
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