H&Bにおける消費者の本音【サプリメント】-2021年アンケート調査

週刊粧業 2021年7月12日号 48ページ

カンタンに言うと

  • コロナ禍で市場の裾野が拡大、多様化の中、売れ筋は限られる
  • 健康食品の利用率がアップ、EC市場の拡大に連動
  • 市場に追い風の印象、マイナスの評価を懸念
  • ネットとドラッグが主体、身近な人間の評価も重要
  • 健康志向の高まりを反映、カテゴリーの広がりを実感
  • 6年前の評価を下回る抜本的な対応が急務
  • 継続志向が大幅に改善、効果の実感がポイント
  • 複数摂取が過半、ブームの製品を併用
  • 1日1回摂取が基本、シーンが多様化
  • 成分のトップ3は不動、植物エキスが上昇
  • ビタミンCが50%を突破、コエンザイムが急降下
  • 効果と価値で選択、関心はビタミンに限定
  • 効果への疑問が低下、価格の適正化が進展
H&Bにおける消費者の本音【サプリメント】-2021年アンケート調査
健康食品の利用率がアップ
EC市場の拡大に連動

 サプリメントを含めた健康食品市場は9000億円弱で、横ばいで推移してきた。2020年はコロナ禍でインバウンド需要の消失もあり、ドラッグストアでは化粧品と並んで、医薬品のくくりで健康食品が苦戦を強いられた。

 サプリメントの利用状況をみると、コロナ禍の影響がなかった3年前(18年調査)との比較で、利用しているとの回答率が2.2P上回り、30.6%となった一方、使用していないという回答率が0.5P減の53.2%となり、僅かながら利用率が高まった。

 「以前は利用していたが、やめた」という回答も2.6P低下(16.3%)しており、市場のすそ野が広がったことが想定される。この設問から、コロナ禍でのサプリメントの市場動向を把握することはできないが、EC市場の拡大に連動して、需要が伸びた可能性は否定できない。

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