バスクリン、入浴剤研究で子どもの睡眠状態の良好化を確認

粧業日報 2022年9月16日号 4ページ

バスクリン、入浴剤研究で子どもの睡眠状態の良好化を確認
 バスクリンは、エス アンド エー アソシエーツと広島国際大学健康科学部・田中秀樹教授の研究グループとの共同研究にて、普段入浴剤を使用しない親子が、炭酸ガス入浴剤(無機塩を含む)を使用した入浴の習慣化により、親子の睡眠状態が改善することや、母親の疲労回復感が高まることを確認した。

 また、子どもの日中の様子にも好影響を及ぼす可能性も確認した。今回の研究成果については、日本睡眠学会第47回定期学術集会(2022年6月30日~7月1日)にて報告している。

 同社はこれまで研究で、入浴剤を使用する親子は、使用しない親子と比べて睡眠状態が良好であることや、入浴剤の使用が早寝・早起きなど生活リズムに関連する可能性があることを確認してきた。一方、未就学児をもつ養育者を対象にした、子どもの入浴実態調査では、40%以上の子どもが入浴剤を使用しない入浴(さら湯浴)で済ませていることがわかった。

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