資生堂、子育て支援サービス「KANGAROOM+」を開始

粧業日報 2023年4月6日号 2ページ

資生堂、子育て支援サービス「KANGAROOM+」を開始
 資生堂は、子会社・KODOMOLOGYを通じて、4月10日より、乳幼児から小学生までの幅広い年齢層の子どもをもつ同社および提携企業の社員向け子育て支援サービス「KANGAROOM+」(カンガルームプラス)を開始する。

 昨今の変化する働き方や子育て環境に伴う社員のニーズに対応するため、一時預かり(ベビーシッター事業、生後57日~小学6年生が対象)を中心に、小学校の長期休暇に対応したキッズプログラム、新米パパ・ママに向けた体験型育児トレーニング「KODOMOLOGYイクトレ」や産後育児サポート(生後1週間~2カ月)、親子イベント(未就学児)、仕事・子育て両立セミナーなど、幅広い年齢層を対象とした支援サービスを展開し、子育て中の社員をサポートする。

 同社は、企業使命「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(美の力でよりよい世界を)」のもと、多様なバックグラウンドを持つ人々が持てる力を発揮し、イノベーションを生み続ける組織文化づくりのためダイバーシティ&インクルージョンを重要な経営戦略の柱と位置づけている。中でも、ジェンダー平等に向けた女性活躍促進は、社員の活力を高め会社の持続的成長のための重要な経営課題と捉え、1990年以降、法律に先駆けた育児休業・育児時間制度を導入するなど、仕事と育児の両立支援制度を充実・進化させてきた。

 2003年には、事業所内保育所「カンガルーム汐留」を設置。首都圏で働く社員の両立支援の一環として、常時保育サービスを提供してきたが、20年を経て、変化する働き方・子育て環境に伴い、社員のニーズに柔軟に対応すべく、「KANGAROOM+」として事業転換する。

 今後も、性別を問わず全ての社員を対象に、充実した環境を整備し、誰もがいきいきと働くことができる職場づくりを実現していく。なお、新サービスの開始にともない、事業所内保育所「カンガルーム汐留」は2023年3月末で終了した。「カンガルーム掛川」の運営に変更はない。
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