マンダム、ヒト初代免疫細胞に一次繊毛を発見

粧業日報 2023年6月28日号 5ページ

カンタンに言うと

  • 一次繊毛に注目した皮膚疾患の治療薬やスキンケア剤などへの応用に期待
マンダム、ヒト初代免疫細胞に一次繊毛を発見
 マンダムは、大阪大学大学院薬学研究科 先端化粧品科学(マンダム)共同研究講座の藤田郁尚招へい教授、元国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所(NIBIOHN(ニビオン))モックアップワクチンプロジェクト 招へいプロジェクトリーダー 石井健教授(現在 東京大学医科学研究所 感染・免疫部門教授)、名古屋市立大学 医学研究科 森田明理教授からなる研究グループとともに、世界で初めてヒト初代免疫細胞に一次繊毛と呼ばれる細胞小器官が存在することを発見した。

 一次繊毛は哺乳動物の細胞表面に突出した細胞小器官で、細胞内外にシグナルを伝達するアンテナのような見た目と機能を有し、1867年に初めて観察されたが、これまでヒト血液から直接採取した免疫細胞に存在するのかどうかについては明らかになっていなかった。

 今回、研究グループは、ヒトの血液から取り出した初代免疫細胞に一次繊毛が存在することを世界で初めて観察することに成功した。

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