資生堂、収益性向上に向けた経営改革を実施

粧業日報 2024年1月12日号 2ページ

カンタンに言うと

  • 取締役会の機関設計を「指名委員会等設置会社」へ移行
資生堂、収益性向上に向けた経営改革を実施
 資生堂は、2024年3月に開催予定の第124回定時株主総会にて承認されることを条件として、同社の取締役会の機関設計を「監査役会設置会社」から「指名委員会等設置会社」に移行することを決議した。

 同社は、2023~2025年までの3カ年を中心に取り組む中期経営戦略「SHIFT 2025 and Beyond」にて、中長期的な成長を目指すために「ブランド」「イノベーション」「人財」の3つの重点領域への投資を強化しているが、昨今の急激な外部環境の変化を受け、中期経営戦略をさらに強化する必要性が増してきた。

 そこで、事業構造改革と積極投資による高収益構造への転換による持続的な安定成長を目指し、グローバルで400億円を超えるコスト削減を実現するとともに、戦略的投資を通じて米州・欧州・アジアパシフィック事業の飛躍的な成長を実現していく。

 これにより、地域別売上高・利益において一部地域への依存を修正のうえ適正な地域ポートフォリオへ転換し、不透明で変化の激しい市場環境にも柔軟に対応できる経営基盤を構築する。

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