花王、CDPサプライヤーエンゲージメント評価で7年連続で最高評価

粧業日報 2024年3月22日号 6ページ

カンタンに言うと

  • CO₂排出量削減に向けたサプライヤーへの働きかけで高評価
花王、CDPサプライヤーエンゲージメント評価で7年連続で最高評価

 花王は、国際NGOであるCDPが実施する「サプライヤーエンゲージメント評価」で、サプライチェーンを含む製品全体を通じて気候変動対策を考え、温室効果ガス排出量の削減活動を行っていることが高く評価され、「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に7年連続で選定された。

 「サプライヤーエンゲージメント評価」は、企業が気候変動課題に対してどのように効果的にサプライヤーと協働しているかを評価するもの。CDPによる「気候変動」に関する調査内の、ガバナンス・目標・スコープ3排出量・バリューチェーンエンゲージメントのカテゴリーにおけるいくつかの質問の中から、サプライヤー・エンゲージメントの取り組みが評価される。

 花王は、サプライヤーに対する働きかけについて高い評価を得た企業として「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定された。

 花王グループは、2019年4月にESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」(キレイライフスタイルプラン)を策定した。また2021年からは、「未来のいのちを守る~Sustainability as the only path」をビジョンに掲げた中期経営計画を推進している。

 今後も、ビジネスパートナーであるサプライヤーと、気候変動、森林、水に関するリスクと機会について理解を深め、製品ライフサイクルにおけるCO₂排出量を削減するなど、経営にESGの視点を導入し、事業の発展と、生活者や社会へのよりよい製品・サービスの提供を目指し、パーパスである「豊かな共生世界の実現」に向けて取り組んでいく。

ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 花王、CDPサプライヤーエンゲージメント評価で7年連続で最高評価

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop