訪販ジャーナル 2024年6月10日号 6ページ
カンタンに言うと
オルビスは、省資源・資源循環に向けた活動の1つとして、顧客から回収した使用済み容器・ボトルの製造過程で出るプラスチックの端材、試作品容器などを「スパチュラ(ヘラ)」に再生し、顧客のもとへ還元できるリサイクルプログラムの取り組みを開始し、2024年5月下旬より順次配布している。
2023年1月より体験特化型施設「SKINCARE LOUNGE BY ORBIS」にて回収を開始した取り組みにおいて、約1万8000本のスパチュラを作製した。
スキンケアを中心に展開するビューティーブランド「オルビス」は、ブランドのミッションである「個々が持つ美しさを多様に表現できるここちよい社会を実現する」ことを目指し、一人ひとりが本来持っている力が発揮されることで、自分らしく自然に年齢を重ねていく「スマートエイジング」の提供価値を基軸に事業を展開している。
1987年の創業当時から「地球に生かされている私たち」という考えのもと、限りある資源と環境への配慮から、商品領域では化粧品業界でもいち早くつめかえ用商品を販売、簡易包装も徹底するなど、「本当に必要なものだけ」を届けることにこだわってきた。また、2002年からは山梨県を中心とした「甲州市・オルビスの森」等の環境保全活動などを行っている。
今回、昨今の環境問題に対して、オルビスとしてできるアクションをいま一度検討した結果、「商品のリニューアルで捨ててしまうのがもったいない」という顧客からのリアルな声をもとに、化粧品容器に着目した。そこから、顧客にも身近に使用してもらえる「スパチュラ」にリサイクルすることで、環境配慮とともに顧客への還元も目指した今回のリサイクルプログラムの開始に至った。
この記事は訪販ジャーナル 2024年6月10日号 6ページ 掲載
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