フェヴリナ、11年3月期序盤は販売局面が後退で25.9%減収

カンタンに言うと

フェヴリナ、11年3月期序盤は販売局面が後退で25.9%減収

 化粧品通販を展開しているフェヴリナが発表した2011年3月期第1四半期決算は、 売上高5億1100万円で前年同期比25.9%減、 営業損失1600万円 (前年同期は営業利益5400万円)、 経常損失1600万円 (同経常利益5400万円)、 四半期純損失は3900万円 (同四半期純利益5000万円) だった。

 同社は当四半期の低迷について、 メインチャネルのテレビショッピングで 「魅力的な新インフォマーシャルを投入できず、 新規顧客の獲得数が予想を下回った」 と状況を説明している。

 セールスプロモーショングループの古賀信也リーダーによると、 同社が展開するラインナップのうち、 「現在のイチオシは3年前に発売した 『ジェルパック』)」 で、 二酸化炭素を使った特徴的なコンセプトが発売以降に注目を集め 「成功」 と呼べる反響を得たという。

 マス展開する前段階として、 既存顧客にアナウンスして動向を検討したことが成功要因の1つだったといい、 古賀氏は同商品の先行きについて 「ここ止まりではなく、 もっと上を狙いたい」 として潜在力の高さを語っている。

 現状の愛用者層は価格要因 (2万5000円) にも関連し、 「美容について関心の高い女性」 が中心だという。

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