高級化粧品メーカー・アルビオン(小林章一社長)の2011年3月期第2四半期(2010年4~9月)の売上高は、前年同期比3.5%増で推移した。内訳は、国内が前年並み、海外が70%増となっている。
ブランド別では、「アルビオン」が前年と比較し取扱店が約200店減少する中、1店舗あたりの売上高が7%アップし、1.5%増で推移した。その他、「エレガンス」が横ばい、「イグニス」が掛率改定(65%→60%)を実施した中にあって健闘し、0.3%増となっている。
海外ブランドでは、「アナスイ」が2ケタ減となる一方で、「ポール&ジョー」「ソニアリキエル」がプラス成長を果たした。
カテゴリー別では、スキンケアでは乳液と化粧水、メークアップではファンデーションが好調に推移した。
ブランド・アイテム別では、「スキコン」が35周年記念ボトルを発売した前年の反動で2ケタ減となったものの、新たに投入した「エクサージュ ホワイト」「アンフィネス」が順調な出足を記録、さらに美白美容液「ホワイトニング イマキュレート エッセンス」が好調だった「エクシアAL」が2ケタ増となるなど、注力ブランドが軒並み結果を残しており、下期にかけ弾みがつく結果となった。
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この記事は週刊粧業 掲載
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