インバスヘアケア市場において、メーカー別シェアで首位を獲得している花王は、ターゲットに合わせたブランド戦略を展開している。
ヘアケアのニーズには「情緒的価値」と「機能的価値」があるが、前者は好みで異なる一方、後者は年代によって消費者の重点が変化するという。そのため、価値を高めつつ機能面もブラッシュアップしなければ受け入れられなくなり、同社ではブランド毎のターゲット像を明確にすることで、各々のニーズに応えている。
その好事例が「エッセンシャル」だ。20代前半の女性をターゲットに、もともとのコンセプトの「ダメージケア」といった機能価値と、「自らのおしゃれを楽しむヘアケア」として独自の世界観を提案したところ、衰退しかけたブランドの若返りに成功した。
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この記事は週刊粧業 掲載
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