資生堂、「ウーノ フォグバー」にジェットタイプ限定発売

粧業日報

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資生堂、「ウーノ フォグバー」にジェットタイプ限定発売

 資生堂は2011年8月21日、通常の1.8倍増量で使いやすい霧状スタイリング剤「ウーノ フォグバー」ジェットタイプ(ノープリントプライス)を数量限定で発売する。万能ストロング、がっちりアクティブ、しっかりデザイン、ふんわりマッシュの4種で展開していく。

 プロモーションでは、瑛太、小栗旬、妻夫木聡、三浦春馬、宮﨑あおいを継続起用し、「みんなのフォグバー」をテーマに新しいビジュアルの店頭ツールを投入していくとともに、新たなキャンペーンも展開。学生4人1組でウーノ フォグバーのCM映像を投稿してもらい、一般応援団と審査員が決定した優秀作品の出演者にCMデビューの機会を提供する、学生モデルオーディションを7月14日から10月10日までウェブサイトを中心に実施する。

 なお、一般の人に投票という形で応援してもらう今回の企画では、投票数に応じて同社が震災義援金を被災地に寄付し、被災エリアの教育関連費用として活用してもらう。

 若年向け男性ヘアスタイリング剤市場は、1990年代後半からワックスが主流となっていたが、2008年度が約92億円、2009年度が約80億円、2010年度が約71億円と減少傾向にある。2000年代後半頃からは、がんばりすぎず、仲間と調和しながらさりげなくおしゃれを主張するというファッション志向とともに、男性のヘアスタイルも、はっきりしたカラーリングより自然な茶色や黒髪派が増加。「がっちり固めて」「しっかりと作りこんだ」ワックスの提案するスタイルから、より「さりげなく自然な」スタイルを簡単につくれる、新しいタイプのスタイリング剤が潜在的に求められていた。

 こうしたなか、2009年8月発売の霧状スタイリング剤「ウーノ フォグバー」は、累計出荷本数2000万本を突破(2011年6月現在)、フォグバー発売の2009年までは縮小傾向にあった男性ヘアスタイリング市場の拡大に寄与し、「髪を固めずまとめる」新ジャンルの霧状スタイリング剤として、2010年現在、約30億円(インテージ調べ、2010年4月~2011年3月)の市場創出を牽引した。

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