化粧品展示会「COSME TOKYO」開催発表説明会に418名が参集

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化粧品展示会「COSME TOKYO」開催発表説明会に418名が参集

 リード エグジビジョン ジャパンは2011年10月18日、2つの化粧品展示会「COSME TOKYO(第1回国際化粧品展)」「COSME INNOVATION(第3回国際化粧品開発展)」(会期=2012年6月27日~29日、会場=東京ビックサイト)の開催発表・説明会を開催した。  商談をメインにした受注獲得につながる展示会の説明会ということもあり、当日は出展を予定している企業担当者418名が会場に詰めかけた。 img1039_2.jpg  冒頭の挨拶で石積忠夫社長は、「当社は設立時から一貫して『出展社に売上げをあげてもらい、業界の発展にも寄与する見本市こそ真の見本市』という考えで取り組んできた。現在、年間63本の見本市を手掛けており、来年新設する『COSME TOKYO』は64番目の見本市となる。英語表記を敢えて全面に出したのは本当の意味で国際的な化粧品展を目指したいから。2012年は出展社数500社、来場者数2万5000人を予定しているが、2016年には出展社数1900社、来場者数6万5000人まで拡大させる」と語り、スタートから5年で名実ともに世界最大級の化粧品見本市に育てていく青写真を披露した。  「COSME TOKYO」は、「国内外のバイヤーが一堂に集まる展示会をつくって欲しい」(メーカー関係者)、「専門の展示会で仕入れを一気に行いたい」(化粧品バイヤー)というメーカー、バイヤー双方からの強い要望を受けて実現したもので、「日本を化粧品ビジネスにおけるアジアの中心にできると確信し開催に至った」(石積社長)としている。

img1039_3.jpg  続いて、岡部憲士統括事業局長が、2つの展示会の開催概要について語った。  「COSME INNOVATION」は、原料・OEM・容器・パッケージ・化粧筆(パフ)・研究機器・受託試験を扱う出展社を想定し、化粧品メーカー、PB化粧品企業、異業種参入メーカーからの来場を見込んでいる。会場は、OEM・ODMゾーン、容器パッケージゾーン、研究・試験ゾーン、原料・添加剤ゾーンの4つに分けられる。  一方、「COSME TOKYO」は、スキンケア・メークアップ・ボディケア・ヘアケア・ベビーケア・香水・その他化粧品を扱う出展社を想定し、百貨店、量販店、ドラッグストア、通販、エステサロン、販売代理店からの来場を見込んでいる。会場は、ドクターズコスメゾーン、ナチュラルコスメゾーン、サロン用コスメゾーンの3ゾーンに、名称未定の1ゾーンを加えた4ゾーンを予定している。  岡部氏は見本市の特徴についてわかりやすく伝えるため、「国内外から業界の専門家が集まり、その場で商談を繰り広げるので、数多くの受注が獲得できる。化粧品OEMのトレミーでは、すでに7件の受注が確定し、さらに30件の大型案件が進行中で最終的に3億円以上の売上げを見込んでいる。化粧品OEMのシーエスラボでは、800名の来場があり、9200万円の受注獲得につなげた」など前回出展社の具体的な成果をいくつか示し、「商談への周到な準備をしっかり行い、その場で商談をまとめる気構えで臨めば、相応の結果が得られる」と語った。 img1039_4.jpg  最後に、石本卓也事務局長が、大手化粧品メーカー開発担当者や大手GMS・大手ドラッグストア・生協・販売代理店の購買責任者など事前登録者の錚々たる顔ぶれを披露したほか、2万5000人を集客するための方策について語った。  集客に向けては、開催期間中には併催イベント(専門セミナー34講演、聴講者5000名)やVIPレセプションパーティ(国内外のVIP600名)などが行われるほか、開催に向けては総計104万枚(国内73万枚、海外31万枚)の招待券送付、約1万5000件への電話がけによる来場者動員、国内外約100社への直接訪問、国内外関連紙誌への広告・記事掲載、海外旅行代理店による来場ツアーなども実施される。
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