バスクリン、モウガ・モウガLの育成期間経て活性化施策を2013年春より展開

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バスクリン、モウガ・モウガLの育成期間経て活性化施策を2013年春より展開

 バスクリンは、男性用「モウガ」と女性用「モウガL」の店販向け育毛ブランドを展開している。2009~10年にかけてシリーズの改良・拡充を図り、その後は獲得したユーザーをリピーターへ育成する活動に注力しており、今年も継続して取り組んでいく構えだ。

 また、女性の髪や頭皮に対するケア意識の深化から、女性用の育毛剤を成長カテゴリーと捉え、通販限定の育毛剤ブランド「髪姫(はつひめ)」を展開。新聞の折込広告・チラシを使って新規ユーザーの拡大を図っている。

 高機能アイテムの「漲(ミナギ)」をはじめ3種の育毛剤を揃えるモウガでは、効果実感が得られる前に使うのを止めてしまう新規ユーザーの使用実態を踏まえ、育毛剤の浸透をサポートする「薬用温感クレンジングシャンプー」の併用など効果的な使い方提案を強化。また薬用育毛スプレー「同インセント」シリーズでは、広角ジェットや液だれしにくい処方の採用など使用実感・使いやすさを訴求した改良ポイントがユーザー評価につながっている。

 中でも、持続型清涼成分を配合する「プレミアムクール」の清涼・冷却感を好むユーザーは多く、シリーズ全体も昨年は計画通りに推移したという。

 モウガLでは、配合成分や使用感で選べる3種を揃えた薬用育毛スプレー「同モルティ」を入口に、ユーザーの拡大を図っている。

 通販育毛剤ブランドの積極的な広告戦略に対し、店販向けブランドでは最近2年間、大きなプロモーション活動を控えてきたが、「市場活性化に向け、2013年春より新たな取り組みを開始する」という。

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