エトワール海渡、「エスニック」テーマに展示会を開催

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エトワール海渡、「エスニック」テーマに展示会を開催

 毎月テーマを決めて展示会を開いているエトワール海渡は、ファッション館9階の展示会場で「エスニックコレクション」(2012年5月1日~23日)を開催した。今年のトレンドの一つでもある「エスニック」について、メイン商材から店の雰囲気を演出する造花や置物といった周辺商材まで「ファッション」「ダイニング」「バス&リラックス」「リビング」のシーンに分けて展開した。

 昨年は「アジアンラグジュアリースタイル」を8月に開催し好評を得たものの、夏向けの企画としてはやや遅かったため、今回は小売店が夏向けの店頭展開に導入できるよう実需の前に先駆けて展示会を開催した。同社はアフリカンモチーフに都会的なエッセンスが加わった「アーバンエスニック」を打ち出し、同じトレンドでも他店との差別化に繋がる商品を揃えた。

 初の取り扱いとなったカンボジアシルクは、一般的なタイシルクより古い伝統を持つ。100%ピュアシルクの手づくり品で、タンパク質を取り除く作業をしていないため、シルク特有の素材感が残されている。文化的背景もあることから、展示会で注目の商品として紹介した。

 「各館、各フロアの商品を再編集することも一つの提案だが、普段扱えないような商品を大々的に展開して目新しさを取り入れることも展示会ならではと考え、品揃えの充実にも努めてきた」(岡本泉営業部営業企画課係長) 

 トレンド発信ブランドの「mutula(ミーチュラ)」では、全身をトータルで提案できる強みを展示会で大きくアピールし、来場者にブランドの再認識を図った。

 また、「バス&リラックス」コーナーでは、天然ハーブを使用した手づくり石けんの「ユアンソープ」を初展開したほか、タイのアロマケア商品「サランロム」などの化粧品も紹介した。

 「通常の仕入れでは雑貨なら雑貨のみ、アパレルならアパレルのみで店内を固めてしまうことが多い。展示会場に直接足を運んでいただき、お店の雰囲気づくりのための小物類や陳列のアイデアなどを発見して欲しい」(岡本氏)

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