東京理科大学、女性薄毛やハリ・コシ低下の解明にも意欲

週刊粧業 2013年1月1日号 34ページ

カンタンに言うと

東京理科大学、女性薄毛やハリ・コシ低下の解明にも意欲
 ――臓器や器官のもととなる「器官原基」の再生医療技術を開発し、その技術を用いて、これまで「歯」と「毛」の再生を証明されました。

  臓器や器官の再生医療をゴールに研究を進めています。その実現可能性を示していく上で、「歯」と「毛」の幹細胞研究を始めました。

 「歯」と「毛」は治療モデル(人工、移植など)が似ており、どちらか一方で証明できたことが、もう一方にも当てはまる可能性が高い。

 さらに毛には上皮幹細胞、毛乳頭細胞、色素幹細胞など様々な幹細胞が集まっており、「大人の毛からも幹細胞が採れる」という特徴が魅力でした。

 まず、2007年より、歯の研究をはじめ、2009年に歯の幹細胞を用いて新しい天然の歯が生えてくることを確認しました。

 その成果を活かし、毛の研究を進め、2012年4月、天然の毛を生やすことに成功しました。生やす毛の本数をコントロールできるだけなく、髪の色や質などのコントロールも可能です。

あと68%

週刊粧業の有料プラン(制限なし)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 東京理科大学、女性薄毛やハリ・コシ低下の解明にも意欲

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop