【日用品アンケート調査】20代・30代女性が求める次世代のヘアスタイリング剤

使用している製品の価格が
1000円割って800円台突入

　シンクタンクの富士経済はさきごろ、2013年度のヘアケア・ヘアメイクの市場見込みを調査・発表した際、2012年に需要低迷が続いたヘアスタイリング剤が、2013年に復調の兆しがあるとは指摘していなかった。

　本調査で「使用している商品の価格は？」を調査したところ、2010年に1157円だった数値は3カ年を経て892円まで急降下している。「購入価格」に見る実に22.9％もの下落は、価格を押さえたPBの増加や小売店間の価格競争が原因なのかもしれない。

　また、前出 富士経済が示した指摘が妥当だった場合、需要の低下は価格水準の変化にも影響していると仮定できる。（記事全文・アンケート詳細はこちら）

【その他のアンケート記事】
◎上位4タイプの序列激変、活発な入れ替わり明らか
◎上位に起こった順位変動は流行に則し髪型の変化示す
◎具体的な不満の指摘が軒並みの上昇傾向示す
◎今後も800円が分岐線、粗利の捻出に向かい風見え
◎特性や価格とは異なり購入チャネルは変化小幅

【質問項目・ヘアスタイリング剤】

１）現在使用中のヘアスタイリング剤をお知らせください。

メーカー名（　　　　　　　　　）ブランド名（　　　　　　　　　　）価格（　　　　　　　　円）

２）現在使用中のヘアスタイリング剤はどんなタイプの商品ですか？
ａ．ローション　ｂ．フォーム　ｃ．ジェル　ｄ．ワックス　ｅ．スプレー　ｆ．その他

３）現在使用中のヘアスタイリング剤は何を基準に購入しましたか？
ａ．スタイルが思いどおりに決まる　ｂ．ベタつかない　ｃ．仕上がりが自然　ｄ．髪質に合っている　ｅ．無香料　ｆ．価格　ｇ．安全性　ｈ．その他

４）現在使用中のヘアスタイリング剤に対する不満をお知らせください。
ａ．スタイルが決まらない　ｂ．髪質に合っているのか分からない　ｃ．価格が高い　ｄ．髪がパサつく　ｅ．髪がベタつく　ｆ．髪がペシャンコになる　ｇ．香りが嫌い　ｈ．容器が使いにくい　ｉ．その他

５）ヘアスタイリング剤について今後、購入したい価格帯をお知らせください。
ａ．500円以下　ｂ．501～800円　ｄ．801～1,000円　ｅ．1,001～1,500円　ｆ．1,501～2,000円　ｇ．2,001円以上

６）ヘアスタイリング剤について今後、購入したい店舗または方法をお知らせください。
ａ．ドラッグストア　ｂ．スーパー　ｃ．化粧品専門店　ｄ．バラエティストア　ｅ．ディスカウントストア　ｆ．美容室　ｇ．百貨店　ｈ．訪問販売　ｉ．通信販売　ｊ．その他

７）あなたにとって“理想のヘアスタイリング剤”とは？
（具体的に　　　　　　　　　　　　　　　）

【調査概要】
・調査実施：㈱週刊粧業
・調査コーディネート：㈱ソフィアリンクス
・調査協力：㈱クロス・マーケティング
・調査手法：インターネット調査
・サンプル抽出方法：㈱クロス・マーケティングが保有するネットモニタからランダムに抽出
・対象エリア：全国
・調査対象者：20～39歳の女性
・対象者割付：20～24歳、25～29歳、30～34歳、35～39歳：各103サンプル　計412サンプル

【消費者アンケート調査】ヘアスタイリング剤の使用状況(2013年)はこちら