【日用品アンケート調査】20代・30代女性が求める次世代の衣料用洗剤

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カンタンに言うと

【日用品アンケート調査】20代・30代女性が求める次世代の衣料用洗剤

購入単価が3年で67円も下落
価格に対し「普通」が過半数

 現在使用中の衣料用洗剤について尋ねたところ、「価格」は330円で、2010年の前回調査(397円)から購入単価が約2割も下落する結果となった。

 単価がダウンした背景には、店頭における価格競争激化の影響が考えられる。ドラッグストアやスーパーなどでは、生活必需品である衣料用洗剤を集客策の一つとして特売品と銘打って売り出すケースも少なくない。

 一方、近年はイオンやセブン&アイをはじめ有力チェーンストアなどが展開する「PBブランド」が徐々に普及している。東日本大震災によってNBが相次いで欠品する中、店頭にPBがいち早く並んだことは記憶に新しい。

 PBは安さが魅力の1つだが、それだけでは購入には至らない。プラスαの付加価値として、品質面のクオリティの高さが顧客満足につながってくる。

 震災を契機に消費者がPBブランドに触れ、ある一定の層がPBの価格と品質に満足し、定着化しつつあることが単価下落の一因となっているのかもしれない。

 あわせて価格についても聞いたところ、「普通」(53.0%)が最も多く、次いで「安い」(22.7%)、「高い」(15.3%)、「わからない」(8.9%)の順となった。

 価格に関しては多くの消費者が妥当と感じているようだ。(記事全文・アンケート詳細はこちら

【その他のアンケート記事】
◎購入基準は「汚れ落ち」が首位、「価格」重視の傾向も鮮明に
◎「液体」タイプが着実に伸長、「固形」「シート」は回答者なし
◎「適量」への不満が際立つ、「環境への影響」は減少傾向に
◎「300円以下」が約7割で首位、500円以下を望む声9割超に
◎「ドラッグストア」が圧倒的な支持、最も伸長したのは「ホームセンター」

【質問事項・衣料用洗剤】

1)現在使用中の衣料用洗剤をお知らせください。
メーカー名(         )ブランド名(          )価格(約        円)

2)現在使用中の衣料用洗剤の価格を○○○円とお答えになりましたが、この価格をあなたはどう思いますか?
この価格は(a.安い b.普通 c.高い d.わからない)と思う

3)現在使用中の衣料用洗剤は何を基準に購入しましたか?
a.価格 b.容量 c.汚れ落ちの効果 d.漂白効果 e.環境への配慮 f.容器の使いやすさ g.広告宣伝 h.その他

4)現在主に使用中の衣料用洗剤の商品タイプをお知らせください。
a.粉末 b.液体 c.固形 d.ジェル e.シート f.その他

5)現在使用中の衣料用洗剤に対する不満をお知らせください。
a.汚れ落ちが悪い b.すすぎ後に洗剤が残る c.箱内で粉末が固まる d.水温が低いと粉末の溶け残りができる e.水に溶けにくい f.適量が分かりにくい g.環境への影響が心配 h.詰め替え用製品がない i.その他

6)衣料用洗剤について今後、購入したい価格をお知らせください。
a.300円以下 b.301~500円 c.501~800円 d.801~1,000円 e.1,001円以上

7)衣料用洗剤について今後、購入したい店舗または方法をお知らせください。
a.ドラッグストア b.スーパー c.ホームセンター d.コンビニ e.ディスカウントストア f.バラエティストア g.その他

8)あなたにとって“理想の衣料用洗剤”とは?
(具体的に               )

【調査概要】
・調査実施:㈱週刊粧業
・調査コーディネート:㈱ソフィアリンクス
・調査協力:㈱クロス・マーケティング
・調査手法:インターネット調査
・サンプル抽出方法:㈱クロス・マーケティングが保有するネットモニタからランダムに抽出
・対象エリア:全国
・調査対象者:20~39歳の女性
・対象者割付:20~24歳、25~29歳、30~34歳、35~39歳:各103サンプル 計412サンプル

【消費者アンケート調査】衣料用洗剤の使用状況(2013年)はこちら

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