船井総合研究所・小野氏、低価格支持続く一方で高額品にも勝機

週刊粧業 2014年10月27日号 19ページ

カンタンに言うと

船井総合研究所・小野氏、低価格支持続く一方で高額品にも勝機
 国内の経営コンサルタント企業では草分けといっていい船井総合研究所が、ビジネスジャンルを問わない多角的な視点でクライアント企業の支持を集めている。

 化粧品分野では、シニア経営コンサルタント小野巧策氏が旺盛な研究心を背景に精緻な市場分析をしている。

 ――間近な2015年を横目に、まず化粧品マーケットの現在について聞かせてください。

 小野 店頭と通販といったようにチャネル別で比較した時、現在は低価格商材を売りやすい媒体が伸びている傾向にある。

 店頭勢力では、ドラッグストアが最も伸びていることが数値で明らかになっている。ドラッグ店の化粧品は品質が十分で、多くを望まない消費者であれば、要求はここで足りてしまっている。

 一方、通信販売は新聞や雑誌を媒体にした売り方は縮小傾向で、替わってWeb媒体が伸びているほか、かつては勢いのあったテレビショッピングは0・8%の成長率で横ばい推移となっている。

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