富士経済・山住氏、2015年の化粧品市場を予測~百貨店ブランドのインバウンド需要に期待

週刊粧業 2014年10月27日号 18ページ

カンタンに言うと

富士経済・山住氏、2015年の化粧品市場を予測~百貨店ブランドのインバウンド需要に期待
 富士経済は、フィールドリサーチを基本とし、企業取材などを通して市場動向を分析している。国内化粧品市場の動向や2015年の化粧品市場の予測について、東京マーケティング本部第一統括部第二部の山住知之課長に話を伺った。

 ――スキンケアの状況についてお聞かせ下さい。

 山住 2013年のスキンケアは前年比0・3%増となり、ほぼ横ばいで推移した。昨年7月に起きた美白化粧品による白斑問題が大きく影響し、美白化粧品が停滞したが、その後は回復基調になってきている。

 マイナスにならなかった要因は、オーガニック・ナチュラル系やアンチエイジングといった美白以外のカテゴリーが市場を活性化したことに加え、百貨店ブランドを中心とした高価格帯の美容液が好調だったことなどが挙げられる。

 今年は増税が市場に大きな影響を与えており、特に増税前の駆け込み需要は非常に顕著だった。想定以上の駆け込み需要があった分、想定以上の停滞が起きているが、メークアップの方は比較的回復は早かった。

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