COHRO e‐PRO、大阪の中心地・梅田でオンリーワンの店づくりを加速

週刊粧業 2014年10月27日号 9ページ

カンタンに言うと

COHRO e‐PRO、大阪の中心地・梅田でオンリーワンの店づくりを加速
 大阪・梅田で化粧品専門店を経営し、2014年で創業50年を迎えたコーロは10月、ディアモール大阪にあるDTタワー地下2階のディアモールフィオレ内に展開する「COHRO e‐PRO ディアモールフィオレ店」(23坪)で、アルビオンがギフトブランドとして新提案する「イグニス ガーデン」の導入に合わせて、店内をリニューアルした。

 同ブランドの導入に先駆け、9月18日からディアモール大阪・円形広場で実施したポップアップストアには、2週間で1000名が入店する賑わいを見せた。

 播磨正文代表取締役とご子息の播磨秀宜専務取締役に、新ブランドの導入と店内リニューアルについて話を伺った。

イグニスガーデン導入に合わせ、
店内を大幅リニューアル

 同社は、アルビオンのオンリーショップとしてアルビオン、イグニス、エレガンスの3ブランドを展開してきた中、昨年、隣接するテナントスペース(7坪)に、資生堂、カネボウ化粧品、コーセーの各ブランドの展開も開始し、大幅に改装したばかりだ。

 今回のリニューアルは、新ブランドを導入するというイレギュラーによるものだが、播磨社長は「(アルビオンは)毎年順調に売り上げが伸び続けている。伸びている時こそ、次につながる投資を行うのが商売の鉄則だ」と言葉に力を込めた。

 同社は昨年度、主軸でメーカーあるアルビオンの売上高が1億円を突破し、億ショップに仲間入りした。今年度も新規顧客数、会員数、リピート数なども着実に伸びていることから、播磨社長は「今の倍以上の売上げを作れるポテンシャルを感じる」との見解を示す。

 今回のリニューアルは、持続的な成長に向けた、いわば先行投資という見方ができるが、「イグニス ガーデン」の導入について、播磨社長は「ブランドを見て、説明を受けた時、その世界観をお店の空間にも演出することで、他の店にはないオンリーワンの価値をさらに高められると考えた」と説明し、こう続けた。

 「オンリーショップを展開した時(11年12月)から、(アルビオンとは)二人三脚で取り組んでいこうという気持ちを強く持った。信頼できるメーカーの考えや意向に応え、ともに歩んでいくことが、お客様づくりを任される店側の使命だと捉えている」

 リニューアルでは、これまでメークアップ関連を展開していたスペースに、専用什器6台と洗面ワゴンを導入し、「イグニス ガーデン」コーナーを新設した。店の坪数を踏まえると、コーナーというよりもゾーンに近い広さでの展開だ。6台のうち1台の什器は、隣接する姉妹店との間に設置した。「イグニス ガーデン」で、店舗間をつなぎ、回遊性を高め、顧客づくりに活かしていく。

 これまで、カウンセリング主体の店構えという印象が強かったが、「イグニス ガーデン」が入ったことにより、気軽に立ち寄れる雰囲気が店全体に広がった印象だ。

 そしてコーナー奥に位置するエステルーム内もカラーや素材感など「イグニス ガーデン」の世界観をモチーフにして改装した。

 加えて、店内全体もマイナーチェンジを実施した。LED、そして通路側に設置する鏡の数をさらに増やし、店全体により広く明るい空間を創りだした。播磨社長は「店で取り扱う商品はすべて、一流ブランドという意識で、スタッフには接客・サービスに取り組んでもらいたいと思っている。その実現には、店を常にキレイな状態に保つことが大事なポイントだ」とハード面の重要性を説いた。

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