マーナーコスメチックス、認証工場で「日本産・ハラール化粧品」を実現

C&T 2015年6月15日号 11ページ

カンタンに言うと

マーナーコスメチックス、認証工場で「日本産・ハラール化粧品」を実現
 化粧品・医薬部外品のOEM/ODM、輸入代行とともに、自社ブランドの国内外への製造販売を行っているマーナーコスメチックスは今年4月、中国・東南アジア向けに展開するヘアケアブランド「エレンス2001プラス」の「スキャルプシャンプー」(320mL)において、新たにハラール認証を取得した「HALALスキャルプシャンプー」を発売した。

 同社は昨年6月に、主力工場である岩手県・くりこま高原藤沢工場(以下、「藤沢工場」)において、イスラム法に適合する「HALAL(ハラール)」化粧品の製造・供給が可能な工場として認可を受け、ハラール化粧品の製造を開始している。

 井田勝康社長は、自社ブランドをマレーシアやシンガポールをはじめとする東南アジアへ商品を供給してきた中、「現地の代理店から『ムスリムの人も安心して使える商品が欲しい』などレギュラーシリーズのハラール対応に関する要望が高まってきた」ことをきっかけに、約3年前より工場のハラール認証取得に向け、マーケティングを進めてきたと説明した。

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