一般社団法人ジャパン・コスメティックセンター、会員団体・企業の魅力をアピール

週刊粧業 2015年7月13日号 54ページ

カンタンに言うと

一般社団法人ジャパン・コスメティックセンター、会員団体・企業の魅力をアピール
 フランスと提携して佐賀県唐津市に化粧品の一大産業集積地をつくりアジア進出の拠点とすべく、設立したジャパン・コスメティックセンター(JCC)は、会員19団体・企業とともに「CITE Japan 2015」に出展し、会員の素材やサービス、技術を紹介した。

 今回、発足後初の「CITE」出展となったJCCでは、茶の実など地元の特産品を由来とする化粧品原料や、有田焼による容器開発など、地場産業ならではの独自の付加価値を提案し、会員企業の認知拡大に努めた。

 地方の中小企業は普段、なかなか首都圏でビジネスをする機会にめぐまれず、自社が持っている製品や技術を知ってもらえなかった。 

今回の展示会を機に多くの企業に対してアピールができただけでなく、ブース訪問者からの要望によって自社の課題にも気づき、将来への展望が開けたという声も挙がった。さらに、会員同士でも交流が深まり、新たな事業提携も生まれるなど多くの成果を得たという。

 「総会などでも会員同士の交流の場を設けると、商談が生まれていた。国内外の化粧品関連企業が集う今回の展示会に出展したことで、一気にビジネスチャンスが広がった。コンサルティングやマッチングの機能を強化し、化粧品やヘルスケアに関して困りごとがあれば真っ先に相談していただけるような組織を目指す」(小田切裕倫コーディネーター)

 今後はJCCの活動認知だけでなく、組織のネットワークを活用し、市場ニーズを把握しながら素材開発や製品企画を進め、より「生活者に喜ばれる」ことに主眼を置いた製品づくりができるよう、マーケティング機能も強化し、会員企業に情報提供をしていく方針だ。
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