各社の出店状況について現在の主要な立地と今後の重点立地(〔1〕)を調査したところ、多少のバラつきはあるものの例年以上に僅差になっていることがわかった。
ただ、そうした中でもより重視される傾向が強かったのが、「郊外」だ。
現在の出店立地では「郊外単独店」と「郊外SCテナント」がそれぞれ12、11ポイントで上位に並んだ。特にSCテナントは昨年から9ポイントも上昇した。ポイントを大きく伸ばした項目には他に「住宅街単独店」もあり、8ポイント増加している。
対照的だったのは「都市近郊SCテナント」で、昨年の15ポイントから一気に減少した。
一方、今後の重点立地でも「郊外」への支持が厚い傾向が浮かび上がった。ここでも「郊外SCテナント」は10ポイントとなり、昨年の調査から大きく数字を伸ばしている。
ただ、全体としては各項目のポイントに大きな差はなく、各社が独自の出店戦略を描いているようだ。
近年は飲料や食品を交えた大型店舗の出店が相次ぐ一方で、集客力のある人気スポットにそのエリアの特性に合わせた小型店を開設する動きもみられる。
地域や消費者のニーズなどに応じて店舗規模や業態を柔軟に使い分けるケースが増えているようだ。
化粧品・日用品のライバル業態(〔2〕)でも、新たな変化が生じている。
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この記事は週刊粧業 2015年10月26日号 28ページ 掲載
〔ドラッグストア〕■ドラッグストア12社にアンケート~PB強化の傾向が鮮明に、接客力高める動きも根強く①現在の立地、今後の重点立地、②ライバル業態、③売上伸び率(全体、化粧品、日用品)、④主要カテゴリー別伸び率、⑤売上増加・減少の要因、⑥今後の強化商材、⑦PB商品を販売するメリット、デメリット、⑧課題&今後の重点施策、⑨貢献しているメーカー■ドラッグストア取材店舗/マツモトキヨシ新松戸駅前店...
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