ドラッグストアアンケート2015、PB強化の傾向が鮮明に

週刊粧業 2015年10月26日号 28ページ

カンタンに言うと

ドラッグストアアンケート2015、PB強化の傾向が鮮明に

 各社の出店状況について現在の主要な立地と今後の重点立地(〔1〕)を調査したところ、多少のバラつきはあるものの例年以上に僅差になっていることがわかった。

 ただ、そうした中でもより重視される傾向が強かったのが、「郊外」だ。

現在の出店立地では「郊外単独店」と「郊外SCテナント」がそれぞれ12、11ポイントで上位に並んだ。特にSCテナントは昨年から9ポイントも上昇した。ポイントを大きく伸ばした項目には他に「住宅街単独店」もあり、8ポイント増加している。

 対照的だったのは「都市近郊SCテナント」で、昨年の15ポイントから一気に減少した。

 一方、今後の重点立地でも「郊外」への支持が厚い傾向が浮かび上がった。ここでも「郊外SCテナント」は10ポイントとなり、昨年の調査から大きく数字を伸ばしている。

 ただ、全体としては各項目のポイントに大きな差はなく、各社が独自の出店戦略を描いているようだ。

 近年は飲料や食品を交えた大型店舗の出店が相次ぐ一方で、集客力のある人気スポットにそのエリアの特性に合わせた小型店を開設する動きもみられる。

 地域や消費者のニーズなどに応じて店舗規模や業態を柔軟に使い分けるケースが増えているようだ。

 化粧品・日用品のライバル業態(〔2〕)でも、新たな変化が生じている。

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