オルビス、スーパーフードとアロニアに関する勉強会を開催

粧業日報 2015年10月30日号 2ページ

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オルビス、スーパーフードとアロニアに関する勉強会を開催

 オルビスは10月15日、ポーラ・オルビスホールディングスと合同でスーパーフードとアロニアに関する勉強会を都内で開催した。

 当日は3部構成のプレゼンテーションが行われ、同社PR担当の奥村はるか氏が「健康食品とダイエットトレンドの変化」について、同社商品企画部食品チームの杉本豊明氏が「スーパーフードとアロニア」について説明した。続いて、ポーラ化成工業 肌科学研究部・皮膚科学研究室の三谷信氏が「ダイエット機能素材としてのアロニア」と題し、バラ科の小果樹「アロニアベリー」が持つ体内エネルギー産出向上作用について紹介した。

 健康食品やサプリメントブームの発端は、1991年に厚生労働省が特定保健用食品制度を導入したところまで遡り、特定保健機能食品に関する制度の確立(2001年)や、食品安全基本法・健康増進法の施行(2003年)、さらにメタボリックシンドロームやBMI(ボディマス指数)などの健康基準になる指標が登場したことにより国民の肥満に対する意識が大きく変化し、健康管理の意識が高まってきたという。

 昨今では、「CMのインパクトや栄養を摂取しながらカロリーダウンできるわかりやすさもあり、今日までドリンクやフードタイプの置き換えダイエットが主流となっている」(奥村氏)が、酵素ドリンクに代表されるファスティングダイエットをはじめ、コールドプレスジュース、低糖質ダイエットやココナッツオイル、スーパーフードといった言葉が登場し、身体に栄養価の高い素材を効率的に取り入れるダイエットの考え方が台頭してきているという。

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