コーセー、耐動性とUVカット機能を両立した日やけ止め料開発

粧業日報 2016年2月4日号 4ページ

カンタンに言うと

コーセー、耐動性とUVカット機能を両立した日やけ止め料開発
 コーセーは、スポーツシーンなどで汗をかいたり、激しい動きに対してもヨレずに、紫外線カット機能が持続する日やけ止め料を開発した。

 新たに開発した日やけ止め料を肌上に塗布し、激しい運動や汗を想定した動きの再現後に、塗布膜の変化を観察したところ、従来品と比較して白浮きやヨレがなく、きれいな膜が持続していた。

 また、人工皮膚にこの開発品を塗布し、紫に着色した疑似皮脂を垂らしたところ、従来品は疑似皮脂がにじんで広がったのに対し、開発品ではにじみが見られず、耐皮脂性にも優れていた。

 今回の日やけ止めの開発にあたっては、一般的に紫外線吸収剤との相性が悪く、安定に高配合することが困難だった高分子シリコーンの一種「シリコーンエラストマー」の中で、分子構造の中にアルキル基をもつものが紫外線吸収剤との相性が良く、製剤安定性が良好であることを見出し、それを高配合することにより、高い耐水性・耐皮脂性・耐動性・高いUVカット機能を実現したという。
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