ライオン・濱社長、マスコミ各社を前に2016年の方針示す

粧業日報 2016年2月4日号 1ページ

カンタンに言うと

ライオン・濱社長、マスコミ各社を前に2016年の方針示す
 ライオンは1月26日、「2016年オールマスコミライオン会」を開催し、全国各地から約800名のマスコミ関係者が詰めかけた。

 冒頭の挨拶で濱逸夫社長は、同社が目指す姿「くらしと心の新たな価値を提供するアジアのリーディングカンパニー」について改めて説明し、その実現に向け2016年は、「マーケティングイノベーションによる付加価値化の徹底」「グローバルマーケットと連動した国内市場の活性化」「デジタライゼーションの進化」の3点に挑戦していく方針を示した。(以下は、濱社長の発言要旨)

最重点ブランドとして「クリニカ」
「トップ スーパーNANOX」を育成

 中期経営計画「V-2計画」の初年度となる2015年は、3期連続の増収増益、過去最高益の更新ができそうな状況だ。2016年は、我々の目指すべき方向性をしっかりと見定め、全社員が一丸となって頼りにされるような企業に成長したい。

 創業125周年、海外進出から50年以上という歴史を持つライオンでは、「くらしと心の新たな価値を提供するアジアのリーディングカンパニー」になることを目指している。

 生活者に最も密着し、生活行動の変化、消費行動の変化に最も敏感であり続け、生活者を誰よりも知っていて、最も信頼される存在となり続けることにより、生活者にいつも選び続けられる存在でありたい。「今日を愛する。LION」というコーポレートスローガンには、その強い思いが凝縮されている。

 2016年は、「マーケティングイノベーションによる付加価値化の徹底」「グローバルマーケットと連動した国内市場の活性化」「デジタライゼーションの進化」の3点に挑戦していく。

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