アンファー、「スカルプD」が固定客化で成果

訪販ジャーナル 2016年5月30日号 1ページ

カンタンに言うと

アンファー、「スカルプD」が固定客化で成果
 アンファーが、通販を中心に展開している男性スカルプシャンプー「スカルプD」のリニューアルを4月に実施した。今後はフェイスブックを中心としたSNSでの情報発信を強化するとともに、シャンプーのラインナップ拡充も構想している。

 男性スカルプシャンプー市場に火をつけ、競争激化の中でも売上げを伸ばし続ける秘訣などについて、「スカルプD」のプロモーションを統括する三山孝仁 販促企画部課長に聞いた。

通販が売上げの8割、
定期購入で離脱防止

 ――男性スカルプシャンプー市場をどのように分析していますか。

 三山 市場として形成されたのは、富士経済の調査でシャンプーのカテゴリーから「男性用」が切り出された約7年前と捉えている。

 「スカルプD」は2005年の発売当初、東急ハンズなどで1日数本しか売れないようなところからスタートした。「男性用」をうたうシャンプーがそもそもなかった時代だ。

 その後、「雨上がり決死隊」らお笑い芸人とともに、薄毛にポジティブに対処するメッセージを打ち出して
いく過程で徐々に日の目を見るようになった。

 ある市場調査会社によると、2015年度時点で男性用シャンプーは36ブランドあるといわれている。ゼロ市場が急激に伸びてきたわけだが、さすがにここ数年は成長率が鈍化している。

 かつてほどの勢いになることはないが、まだ未使用者はおり少しずつ成長していくと思う。同時に、次第に淘汰されるブランドも出てくることになるだろう。

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