矢野経済研究所 浅井氏に聞く、2017年の国内化粧品市場展望

週刊粧業 2016年10月24日号 46ページ

カンタンに言うと

矢野経済研究所 浅井氏に聞く、2017年の国内化粧品市場展望
 矢野経済研究所は、日本における市場調査会社のパイオニアとして知られ、半世紀以上にわたって蓄積してきた国内産業の市場情報は多岐にわたる。さらに、中国・ASEANを中心としたアジア市場の市場分析にも精通している。

 ライフスタイル&ビューティーグループの浅井潤司部長に、国内化粧品市場の動向を聞いた。

 ――国内化粧品市場について、各カテゴリーの動向を教えてください。

 浅井 2015年度の化粧品市場は、2014年10月に化粧品が免税対象になったことを踏まえ、小売・卸・メーカーが一体となって、インバウンド需要獲得を強化したことで、市場は大きく拡大した。

 当社で分類している「スキンケア」「メークアップ」「ヘアケア」「フレグランス」「男性用化粧品」について、2015年度(2015年4月~2016年3月)も全カテゴリーで前年実績をクリアした。

 具体的には、スキンケアが3.6%増の1兆1160億円、メークアップが2.7%増の5251億円、ヘアケアが1.7%増の4324億円、フレグランスが3.2%増の290億円、男性用化粧品が1.6%増の1178億円で、全体では3.0%増の2兆4010億円となった。

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