コーセー、「ホワイトロジスト」新製品発表会を開催

粧業日報 2016年12月12日号 2ページ

2016年12月12日 14:00

粧業日報化粧品イベント関連制度品メーカー

カンタンに言うと

　コーセーは11月28日、次世代型美白美容液「ホワイトロジストブライトエクスプレス」（医薬部外品、1品目2品種、1万4500円～1万5000円）の発売（2017年2月16日）に先駆け、新製品発表会を開催した。

　同社では、1970年代に、日本酒の醸造現場で働く杜氏の手が白くきれいなことから、しょうゆや日本酒などを造る際に用いる「麹」由来の天然美白有効成分「コウジ酸」に着目して研究をスタート、1988年には医薬部外品の美白有効成分として認可された。その後、1990年に初めてコウジ酸を配合した美白化粧品「コーセーホワイトニングクリーム XX」を発売。以来、25年以上にわたり、同成分を配合した化粧品を販売してきた。

　「ホワイトロジスト」は、2004年の発売以来、「ロジカルホワイトニング（論理的な美白）」をコンセプトにメラニンケアのスペシャリストとして、最新の美白理論を展開してきた。今回で5代目となるが、最先端の美白理論や使用実感が評価され、10年以上もの間、延べ数百万人もの人に愛用され続けている。

　新美白美容液は「ブライトエクスプレス」をコンセプトに、シミはもちろん、肌の色ムラも消し去り輝く透明感を目指した。麹菌を培養して得られる美白有効成分コウジ酸を配合しており、コウジ酸のはたらきにより、シミの根源である色素生成細胞「メラノサイト」に直接届いて、シミ・ソバカスを防ぐ。

　さらに、今回のリニューアルでは、シミや肌の色ムラの原因が、シミの元となるメラニンの塊「メラノコア」であることに着目し、うるおいを与えることで澄みきった明るい印象の肌に導くオリジナル複合成分「ブライトイコライザー」を配合。肌の色ムラが気にならない、明るく透明感のある素肌を目指す美白美容液へと進化した。紫外線ダメージなどで硬くなった肌にも素早くなじむという。