都粧協、長尾武次氏叙勲受章祝賀会を開催

粧業日報 2017年7月11日号 3ページ

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都粧協、長尾武次氏叙勲受章祝賀会を開催
 東京都化粧品装粧品小売協同組合(都粧協)は6月30日、多年にわたる化粧品業界での功績が評価され平成29年春の叙勲にて旭日双光章を受章した長尾武次顧問を祝う「叙勲受章祝賀会」を東京プリンスホテルにて開催した。

 発起人を代表して挨拶した都粧協の松坂典良理事長は、「厳しい時代背景の中、組合員の中からの意向を吸い上げ、平成11年より7年間にわたり全粧協副理事長として各県の理事長をまとめ、メーカーと折衝し、組合員専用ブランドの発売にこぎつけ、化粧品専門店の発展に大いに貢献した。その後も、都粧協では『お化粧品まつり』『父髪・頭髪デー』、組合員の親睦を兼ねた初詣・観劇など数々の事業を立ち上げてきた。『不変なものをもって変化に対応する』『お客様のベストパートナーとして新しい価値に挑戦する』という信条や、情熱をもって仕事にあたる姿に心から敬服している。熱い情熱とこれまでの経験を活かし、これからも化粧品業界や新橋の発展のために尽力していって欲しい」と挨拶した。

 続いて、発起人のメーカートップからは、「60年以上にわたり自店のみならず業界の振興・発展、中小企業の地位向上に強いリーダーシップを発揮され、日本経済の発展に大きく貢献された」(資生堂 魚谷雅彦社長)、「長年にわたり若手経営者の育成に取り組む姿勢や、現場主義を貫き、情熱をもって笑顔で仕事をする姿勢をこれからも学んでいきたい」(カネボウ化粧品 夏坂真澄社長)、「東京コーセー会を立ち上げる際、長尾家にご尽力いただき、それが全国に広がり、専門店の皆様との太い絆と商売につながって今日まで続いている。こうした関係が2代、3代とつながっていることを誇りに思う」(コーセー 小林一俊社長)、「好奇心が旺盛で、何事にも前向きに取り組み、80歳を過ぎても精力的に現場を飛び回っている姿には敬服している。生涯現役という言葉が一番ぴったりで、これからも生涯現役を貫いて欲しい」(アルビオン 小林英夫名誉会長)といったコメントが寄せられた。

 最後に、長尾氏は230人の列席者に向け、「化粧品業界への叙勲は約10年ぶりという。旭日双光章の推薦書では、都粧協・全粧協の理事長・副理事長として、地元・新橋の商店街、商店会の理事・会長としての功績が評価されていたため、業界関係者に加え、地元・新橋の方々にも参加してもらった。私は化粧品業界への思いが人一倍強く、今の女性たちがキレイで明るく元気なのは、化粧品業界があってこそだと思っている。引き続き、業界の発展に貢献したい」と挨拶した。
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