フマキラー、需要期に向け売場提案を強化

粧業日報 2017年7月20日号 1ページ

カンタンに言うと

フマキラー、需要期に向け売場提案を強化
過去最大規模のコミュニケーション活動へ

 フマキラーは7月5日、「2017年度記者懇親会」を開催し、2017年度上期の活動報告と下期以降の取り組みについて説明した。

 今期は3~5月が低気温で推移したため、殺虫剤、園芸用品の両市場とも立ち上がりは低迷した。1月~6月25日までの累計で、殺虫剤市場は11%減、園芸用品は2%増となっている。6月、広島県三原市でマダニが原因とされる感染症で死亡が報告されたことで、殺虫剤はダニ対策が前年をクリアしたが、他のカテゴリーは総じて苦戦している。園芸用品は種子の動きが低調だったことで、連動して害虫対策や農薬などが低迷している。

 その中でフマキラーは、殺虫剤が5%増、園芸用品が10%増だった。殺虫剤はゴキブリ対策が128%増、人体用虫よけ剤が35%増、電池式が11%増、ハエ蚊用エアゾールが6%増などとなっている。

 2014年に国内でデング熱感染者が確認されて以降、「効き目プレミア」シリーズをはじめとする効力を重視した製品開発を進めていることが寄与していることから、最需要期に向け、高効力タイプの製品を核としたコーナー展開や害虫別、シーン別の対策など、売場提案に力を入れていく。合わせて、過去最大規模のコミュニケーション活動を展開する。

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