日本香料工業会、参入事業者の約9割網羅して結束

週刊粧業 2017年7月24日号 9ページ

カンタンに言うと

日本香料工業会、参入事業者の約9割網羅して結束
 1970年1月の設立で、全国の参入事業者の約90%にあたる136社を束ねている日本香料工業会(近藤隆彦会長「長谷川香料社長」)が、コンプライアンス講座や安衛法に添ったリスクアセスメント説明会の実施などを通じ、事業者間の結束と連帯維持で重要な役割を果たしている。

 設立以前は地域や商流によって4団体に分散していた各前身が、1970年から一本化して現在に至っている。

 作ることの難しさが参入障壁となって展開事業者数が増えないとされる香料市場は、業界の新陳代謝が起きにくいことから、既存の事業者が一枚岩となって連携していく必要性があるという。

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