サンスター、「大人むし歯」を予防する最大濃度のフッ素配合ハミガキを展開

週刊粧業 2018年1月1日号 64ページ

サンスター、「大人むし歯」を予防する最大濃度のフッ素配合ハミガキを展開
 サンスターは2017年5月15日、「BUTLER(バトラー)」より、大人向けむし歯予防ハミガキ「エフペーストα〈メディカルハーブタイプ〉」(医薬部外品、90g900円)を発売した。

 同製品は、むし歯予防成分のフッ素を、既存の1000ppmから同社ハミガキ史上最大濃度となる1450ppm配合し、むし歯予防だけでなく、気になるハグキまでケアできる大人向けハミガキとして展開している。

 年齢を重ねると、むし歯治療後の詰め物などと歯の間に歯垢がたまりやすくなり、「再発むし歯(二次う蝕)」が起こりやすくなる。また、歯周病などでハグキが下がって露出した歯の根元(象牙質)に歯垢が付着すると「根元むし歯(根面う蝕)」が生じやすくなる。象牙質はエナメル質よりも酸に弱く、むし歯になりやすいためという。

 近年、こうした「大人むし歯」が増加傾向にあるといい、同社ではこの状況を受け、高濃度フッ素配合のハミガキの使用を提案することで歯周病予防とともに、「大人むし歯」の予防の重要性を提唱している。

 低研磨性のペーストのため、ハグキが下がり歯の根元が露出した状態でも、やさしく丁寧に磨けるようにしているのが特徴だ。
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